穀物入りの高品質キャットフードがある理由。高品質なら穀物入りでもいいの?

本日のテーマ

1.

高品質な穀物なら穀物入りでもいいの?


  • スギさん
    高品質なキャットフードで良質な穀物が配合されているものがありますが、良質な穀物なら配合されていてもいいのでしょうか?
  • マッサン

    猫にとって穀物がよくないと言われている理由は「猫は穀物をほとんど消化することができない」からです。

    このため残念ながら穀物が良質であってもほとんど消化できないので大きな差はない(粗悪なものでなければ)

    というのが私の考えになります。

  • マッサン

    ただ穀物には穀物の良さもありますし、穀物入りのキャットフードも与え方によっては猫にとっていい場合があります。

    それに同じ穀物をあげるのであれば高品質なものがいいという気持ちの話もありますね。

2.

なぜ高品質なキャットフードで穀物入りがあるの?


  • マッサン
    そもそもグレインフリーは最近の考え方から生まれたもので、その前にはナチュラルフードという考え方がありました
  • スギさん
    自然の原料を使ってキャットフードを作るということですか?
  • マッサン

    そうなんです。人間でも同じようにナチュラルフードの流れがありました。農薬などを使っていない体にいい野菜などを食べましょうという、それと同じです。

    今まで作っていたキャットフードを、人間が食べることのできる高品質な原材料を使って作れば猫にとってもいいのではないかという考え方です。

  • スギさん
    もしかしてそれで高品質な穀物入りキャットフードができたんですか?
  • マッサン

    そうです。それまでは人間が食べない部分を使ったキャットフードが一般的でした。それを見直す流れになったことで、高品質な穀物入りキャットフードが販売され始めました。時代の流れに沿った自然な流れですね。

    その後に猫は穀物を消化できないことがわかってきました。それから少しずつグレインフリーという考え方に変わってきているのですが、穀物が消化できない割に、穀物のデメリットも余り見られず、さらに穀物入りの方が好きな猫も多いという現状から、グレインフリーと穀物入りは共存しています。穀物入りは原材料費も安いので、安価に作れますしね。

3.

穀物が原因で猫の健康を害したという根拠はない


  • マッサン

    この辺りもよく論点になります。
    穀物入りしか食べていなくても20歳を超える猫もいますから、猫の寿命や体調は穀物入りのキャットフードよりも、その他の要因の方が影響が大きいと考えられていて、穀物入りが寿命に与える影響ははっきり科学的根拠があるわけではないようです

  • マッサン
    実際私が15歳の時に拾ってきた愛猫は18歳半ばまで生きましたが、穀物入りしか食べていませんでした。病気ではなく長生きだったと思います。もっと生きて欲しかったですが。
  • マッサン
    まだキャットフードの歴史はそれほど新しいものでもありませんし、猫が穀物を消化できないという事実も割と最近判明したことでした。だから今後キャットフードに関する考えが変わっていく可能性は十分にある、まだまだ発展途上のジャンルです。
4.

穀物入りレシピに自信を持っているメーカーもある


  • マッサン
    キャットフードメーカーの開発者が、猫が最も好んで食べるものを作った結果、穀物が入ったレシピになったものもあります。こうして開発者が自信を持って穀物入りを販売しているメーカーもあります。
  • スギさん
    猫が好んで食べるものを調べて作った結果、穀物を配合したということですか?
  • マッサン
    そうです。アメリカなどでも穀物入りのキャットフードメーカーのファンもいますし、そのレシピによって猫の寿命が短くなったり、健康を害したという話もありません。
    そもそも猫が穀物を消化できないという事実がわかったのは割と最近の話なので、不思議な話ではないことがわかります。
5.

穀物入りとグレインフリー。それぞれの良さを活かした与え方


  • スギさん

    前に教えてもらった穀物入りの良さは、

    • 安価に作れて安価に販売できる
    • 毛の排出、腸内洗浄を促せる

    と教えてもらいました。これ以外にもなにか理由はありますか?

  • マッサン
    例えば穀物が多く含まれているキャットフードはグレインフリーよりも摂取量が多くなっていることが多いです。これは消化吸収できない穀物で、かさが増しているため、グレインフリーと同じ量では栄養量を確保できないからです。
  • スギさん
    穀物は消化もできなくて、その分同量では栄養も少ないとなったらいいところがなさそうですね。
  • マッサン
    例えば、歳をとっていて家で寝てばかりだけど、食欲はあるといった猫の場合はグレインフリーでは太りすぎる可能性があります。
  • マッサン
    また余り食べられなくなった猫にはグレインフリーの方が少ない量で栄養を与えることができます
  • マッサン
    長毛種の猫ならグレインフリーから穀物入りに変えたら毛の出が良くなって元気よくご飯を食べるようになったこともあります。
  • スギさん
    与え方なんですね!
  • マッサン
    このように猫の年齢や健康状態、猫種、愛猫の好みで与えるキャットフードを変えることができます
6.

キャットフードをコロコロ変えないで、1週間かけてゆっくりと移行


  • マッサン

    健康で元気な猫には基本的にはグレインフリーを。運動量や毛の排出、食べられる量でグレインフリーか穀物入りかを分けて利用するといいと思います。

    ただしコロコロ変えないでください。

  • スギさん
    ある程度同じものを上げていた方がいいんですか?
  • マッサン

    猫は非常に臆病な生き物です。このため同じもの、安全だと自分が認識したものを食べることで安心を得ていることもあります。

    また体内の栄養バランスも重要です。キャットフードごとに栄養素が違っています。総合栄養食であれば、基本的にはそれだけをあげていれば問題のない栄養量になっていますが、コロコロ変えてしまうと栄養が偏る危険があります。

  • スギさん
    キャットフードを変更したい場合は1週間位かけてゆっくり入れ替えるといいんですよね?
  • マッサン
    それがおすすめです。その間に新しいキャットフードを食べるか食べないかも様子を見ることができます。食べそうであればそのまま新しいキャットフードに移行してください。

まとめ


  • 穀物は良質でも普通の質でも同じ
  • ナチュラルフードの流れから高品質な穀物入りキャットフードが生まれた
  • 穀物入りには穀物入りの良さがある
  • スギさん
    一概にグレインフリーじゃなきゃダメというわけではないことがわかりました。この辺りは飼い主がしっかりと愛猫のことを考えてあげれたらいいですね。
ソーシャルアカウントから
キャットフードの情報を
ゲットしよう!
人気の記事
相談室メンバー
マッサンのキャットフード紹介