イエネコの起源を探る。現代に生きるイエネコに最も近いDNAをもつ猫科の動物はリビアヤマネコだった。

本日のテーマ

  • 家族として当たり前のように毎日一緒に暮らしている猫。そんな愛猫の健康を考えたとき、直接私たちができることはキャットフード、その他の食事の管理と、運動をさせてあげることしかできません。

    そこでどんなキャットフードがいいのかを調べてみると、沢山ありすぎてなかなか選ぶことができませんでした。ドライフードだけでも凄い数のキャットフードが発売されていますが、ウェットフードやおやつも合わせると数え切れないほどに。

    そこで、まずはキャットフードがどんな流れで、どんな考え方で発達してきたのかを知ることで、選ぶ基準を作っていきたいと思います。

1.

猫が飼育された起源


  • マッサン
    今日は猫がペットとして飼育されるようになったいきさつから、どのようにしてペットフード、キャットフードができたか、そしてどのように発達してきたかを勉強したいと思います。
  • スギさん
    宜しくお願いします。猫って、その辺にいたから可愛いし、誰かが拾ってきてペットになったんじゃないんですか?
  • マッサン
    猫がペットとして飼育され始めたのは3600年前の古代エジプトからと言われています。昔から人間が貯蔵している穀物をネズミが食べてしまうことは問題となっていて、日本でも高床式倉庫の足の部分にねずみ返しをつけていたり、グアムのラッテストーンもねずみ返しとして使われていたとも言われています。こうして人間はネズミと戦ってきたのですが、古代エジプトで猫がそのネズミや小動物を求めて人間に近づいてきたことが、飼育された始まりと言われています。
  • スギさん
    猫がネズミを食べるっていうのは本当なんですね!
  • マッサン
    今はネズミを捕食しているところを見ることはなかなかありませんが、「猫がネズミを食べる」ことが猫を飼う大前提だったわけです。古代エジプトの定説が後押しした部分もあるかもしれません。ところが最近では地中海に浮ぶキプロス島でお墓から猫の骨が発掘されたことから、9500年前の中東から始まったのではと言われています。昔のことなので化石など残っている事実からしか判断ができないので、あくまでエジプトで飼われ始めた事実が残っていたというだけなんですね。古代エジプトが起源と証明されていた猫が書かれている絵画は3600年前のものと考えられていますので、9500年前となると古代エジプトよりも随分昔から飼われていたということになります。
  • スギさん
    どうやって世界中で飼われるようになったんですか?
  • マッサン
    犬は人間との距離も近く、番犬や猟犬として重宝されていて、穀物を育てる前から飼われていたといわれていますが、猫が飼われるようになったのは農業が発達し、穀物を貯蔵するようになってから。しかもネズミは伝染病を媒介する害獣として問題になっていましたから、ネズミを食べてくれる猫がいることで疫病の予防にもなっていきました。こうして農業が発達する地域が増えるにつれ、猫も飼われるようになっていきます。日本にも同じく穀物を守る番人として船でやってきたといわれています。
2.

猫がペットとして飼育されるようになった流れ


  • スギさん
    猫が穀物の番人、家畜として中東から広がったのはわかりました。ではどうやって今みたいなペットになったんですか?
  • マッサン
    諸説ありますが、古代エジプトでは猫は穀物を守ることやその愛くるしさ、魅惑的でしなやかな体つき、美しさから聖獣として大変丁寧に扱われていました。やがて王族のペットとして飼われるようになり、ライオンの代わりに崇拝され、殺したりいじめたりすることも法律で禁止されるほどに扱われていました。
  • マッサン
    やがて穀物の番人としてローマ帝国に渡りましたが、ローマの貴族も同じようにペットとして大切にするようになりました。やがて大航海時代になると穀物を害獣から守るために猫を船に乗せ、伝染病からも守られていました。これが猫のペットとしての始まりです。
3.

猫の種類の起源


  • スギさん
    今では沢山の種類の猫がいますが、猫は最初から沢山種類があったわけではないですよね?
  • マッサン
    猫の起源はリビアヤマネコと言われています。分子系統額などでもある程度裏付けられています。ただし猫科動物と大きくみると祖先種はアジアから派生したと言われていて、地殻変動などで地続きになったり、海面が低くなった時にアフリカやアメリカへ移動したとも言われています。その時期は100万年前とも400万年前とも言われており、先に話したキプロス島の話でも9500年前なのでずっと昔の話になります。
  • マッサン
    この世界に散らばった猫科の動物が中東に戻ったうちの小型の動物がイエネコの祖先であるヤマネコと言われています。ここから少しずつヤマネコがイエネコに近づき、現代に生きるイエネコにDNAが最も近いヤマネコがリビアヤマネコであったことからリビアヤマネコが祖先と考えられています。種類は人間がつけたものですから、元々は長い間に世界中の気候などに対応するために少しずつ変わっていったり、自然と掛け合わさって種類が増えていったんですね。
  • スギさん
    そんなに前の話だったんですね!しかも猫科の動物がアフリカではなくアジアなんですね!
  • マッサン
    化石が見つかっていないだけで、もしかしたらアフリカにもいたかもしれませんよ。
4.

猫は肉食で穀物をほとんど消化できない


  • スギさん
    イエネコの祖先がリビアヤマネコで、リビアヤマネコは大型の猫科の動物だったんですね。猫科というから、猫から派生したのかと思ってました!
  • マッサン
    猫科というと小型の猫がルーツのように感じてしまいますが、実際にはイエネコの誕生はずっと後の話なんですね。このように、イエネコが大型の猫科の動物から派生したことを考えれば肉食であることがイメージしやすいと思います。
  • スギさん
    現代では完全に野生の犬や猫を見ることがないので同じように感じていました。
  • マッサン
    そうですね。でも犬は雑食で色々なものを食べることができますが、猫は穀物がほとんど消化できず、その代わりに肉から多くのアミノ酸やタウリンを摂取できるようになっています。なので穀物を食べなくても栄養不足になることはありませんよ。
5.

キャットフードは穀物を含まないグレインフリーがおすすめ


  • スギさん
    じゃキャットフードは穀物を含んでいなくてお肉が豊富にできているんですね!
  • マッサン
    それが残念ながら現代のキャットフードは猫が消化できない穀物が多量に含まれているキャットフードが多く存在しています。理由はいくつかありますが、それはまたの機会にお話するとして、穀物の含まれていないグレインフリーという種類のキャットフードがあります。この種類のキャットフードはたんぱく質が非常に豊富に含まれていて、より猫らしい食事になっていますよ。
  • スギさん
    そうなんですか・・・必ずしも猫に合わせたキャットフードばかりじゃないんですね。今度はキャットフードの穀物について教えてくださいね!

まとめ


  • ネズミを食べて穀物を守ることがわかって飼育されるようになった
  • エジプトの王族が大切に飼い始めたことがペットとなった始まり
  • イエネコの祖先はリビアヤマネコと言われている
  • 猫は肉食
  • キャットフードは穀物を含まずたんぱく質が豊富なグレインフリーがおすすめ

  • スギさん
    猫が本当に野生の種族だってことが伝わってきました!それにしても人間にとっていいことばかりの動物だったというのも凄いですね!
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